ボランティア養成講習会を終了しました

 2011年度「障害児との交流活動ボランティア養成講習会」は7月5日、全日程を終了しました。 

  

 

 531日(火)~75日(火)まで、毎週火曜日、6回の講義に、6名の方が参加してくださいました。朝早くから参加してくださった皆さんありがとうございました。

 

1回目 ボランティアの役割、活動の意味について学びました。

 

2回目 自閉症児のお母さんから、これまでの子育てについて、

子どもの将来について夢を語っていただきました。

また、ボランティア活動の経験者からもお話を聞きました。

 

3回目 障害についての理解や、障害のある子どもへの援助の留意点などについて話しを聞きました。

 

4回目 音や音楽遊びを通して自己表現をすることの楽しさや、自己表現が苦手な子ども達が音楽を通して自己表現する意味を、体験的に学びました。

  

5回目 子どもの健康への配慮、健康状態の観察ポイント、いざという時のための対処方法などについて学びました。

 

6回目 障害のある子どもが持っている「こうしたい」という意思は忘れずに対応すること、親の不安や葛藤に耳を傾け、共感すること、地域の資源を知り、いざという時に情報提供できるようにしておくなどについて学びました。

 

講習会の終了に当たって、NPO法人おひさま生活塾の田中理事長は、同法人の活動を紹介しながら「この講習会を契機に、ぜひボランティア活動に参加してほしい。実際に障害を持つ子どもたちと触れ合うことで、分かること、学ぶことも多い。けがをしないこと、させないこと。自分の得意分野を生かして、ボランティア活動を楽しんでほしい」と話した。

講習会を終えての受講者の感想

 

○子どもたちの支援は上から目線ではなく、同じ目線で行わなければならないと反省した。

 

○小さな親切(大人が良かれと思ってすること)が、大きなお世話(かえって子どもにマイナスにはたらくこと)となる場合があると思った。

 

○これまで戸惑っていたが、講座を終えて頭が柔らかくなった。さりげなく声をかけたり、接したりすることで自分が変われるように思え始めた。

 

○自分がこれまで、わが子に対してかけていた言葉や態度を反省した。

 

○保育園や幼稚園の先生もこの講座を受けてほしい。

などの感想が述べられた。