6月19日 ボランティア養成講習会4日目は、宇部市保健推進課の古林保健師が「障害のある子どもの健康と安全への配慮」というテーマで話した。
子どもは抵抗力が弱く、感染症にも罹患しやすい、障害を持っている子どもたちはさらにリスクが大きい。日ごろの食欲、呼吸、睡眠、平熱、顔色、機嫌などの状態を良く知っておき、健康観察を欠かさず、適切に対応してほしい。
子どもの事故で多いのは、誤飲、転落、転倒、水の事故、やけどなど。直径3.9㎝以下のものは、誤飲する可能性がある。活動する場所や範囲をあらかじめ点検して、危険なものは除いておくこと。
感染を防ぐには先ず支援者が爪を短く切り、手洗いを励行すること。
熱中症予防には、暑い時期は屋外での活動を避け、直射日光を防ぐこと。顔があかく、ひどく汗をかいているときは、深部体温が上昇していると考えられる。冷やした水やお茶を飲ませて、涼しいところで休息させることなど、要点を分かりやすく解説した。
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