在宅障害児と家族を支援する会 総会が開かれる
平成27年5月29日 宇部市総合福祉会館において27年度総会が開かれた。
26年度事業報告および決算、続いて27年度事業計画・予算案が可決された。
さらに、事務局には若いスタッフが加わり、新年度の体制がスタートした。
その後実施された学習会では、宇部市障害福祉課より「宇部市障害者安心施策」についての説明、安光洋平氏から「子どもの自立と差別解消法」をテーマに講話があり、充実した総会となった。
平成26年度 第3回学習会のお知らせ
テーマ
障害児・者と家族のこれからの安心生活
-成年後見制度の利用―
在宅障害児者と家族を支援する会では、上記のようなテーマで、第3回学習会を開催いたします。今年度は、宇部市の障害福祉計画の改定、安心施策の策定が検討されているなか、それぞれの施策の内容について学習してきました。また、扶老会の見学をさせていただき、グループホームや就労支援について学びました。
第3回目の学習会は、これまで会員の皆さんからご要望のあった「成年後見制度」について企画しました。成年後見制度の役割や利用方法について、できるだけ具体的に学びたいと思います。
会員の保護者の平均年齢も上がってきました。宇部市が、障害のある家族にとって安心して、活き活き暮らせる場所となるように、皆で学んで、知恵を出しあいましょう。
お忙しい時期とは思いますが、ぜひご参加いただきたいと思います。
日時 1月23日(金)10時~12時
場所 宇部市総合福祉会館
講師 植田育生 氏(宇部市社会福祉協議会)
西條元康 氏(宇部市障害福祉課)
主催 : 在宅障害児者と家族を支援する会
お問い合せ:080-1646-6206 (水田 和江)
*なお、会員以外の方の参加については、資料代500円が必要です。
在宅障害児者と家族を支援する会
平成25年度 第3回学習会
在宅障害児者と家族を支援する会では、下記のような内容で、第3回学習会を開催いたします。昨年度より、地域自立支援協議会では、宇部市障害福祉課からの要請を受けて、障害者(児)とその家族が地域のなかで安心して生活するために、どのような支援が必要であるかを検討してきました。
このたび、宇部市の障害児者の安心施策として、「緊急時の対応」(緊急時のショートステイ枠の確保)、「障害者(児)理解」(啓発・啓蒙活動など)といった一応の方向性がまとめられました。
そこで、その具体的な内容について、ご本人や家族の方々に知っていただくと共に、私達の意見を施策に反映させていく機会にしたいと考え、学習会を開催することになりました。
お忙しい時期とは思いますが、ぜひご参加いただきたいと思います。
*なお、会員以外の方の参加については、
参加費500円が必要です。
主 催 : 在宅障害児者と家族を支援する会
お問い合せ:090-2807-9676 (水田 和江)
「あゆみ」見学会についてお知らせ
日時 2013年10月8日(火)10:00~14:00
集合 宇部市総合福祉会館 9:50
スケジュール
10:40あゆみ(社会福祉法人むべの里障害福祉サービス事業所)見学
11:30栗田さんのお話
12:00参加者情報交換 14:00終了
参加費 1,000円(昼食代を含む)
詳しくは水田会長へお尋ねください。
宇部市総合福祉会館において平成25年度「障害児者と家族を支援する会」の総会が開かれ下記議案が審議され、可決されました。
○平成24年度事業報告および会計報告
○役員改選
○平成25年度事業計画及び予算案
平成25年度活動計画
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行 事 |
内 容 |
6月 |
総会・研修会 |
○24年度活動報告・会計報告 ○25年度活動計画・予算案 ○役員改選 ○研修会「日中活動に向けた、支援と準備」 講師 障害者就労・生活支援センター蓮華 主任 藤中英起 |
7月 |
障害者のための安心施策の検討 |
○地域自立支援センター協議会での意見交換 ○必要なサービスについて会員の意見取りまとめ |
8月 |
パネル展示 |
○宇部市民活動への参加 |
9月 |
第2回学習会 |
○見学と学習会 |
1月 |
第3回学習会 |
○講演(テーマは未定) |
その他
・宇部市障害者相談員の推薦(佐々木知子 田中紀代美)
・宇部市自立支援協議会委員派遣(水田和江)
・宇部市発達障害児を支えるネットワーク協議会への参加
・役員会(4月、5月、8月、11月)学習会打ち合わせ、資料発送など
総会終了後、宇部市健康・福祉部の中野次長に「宇部市地域自立支援協議会」による障害福祉施策の見直しについて経過報告をしてもらいました。
中野次長の報告要旨
障害者施策の動向をふまえ、平成24年7月から宇部市地域自立支援協議会において、役割を終えたと考えられる事業の見直し、施策の充実や新規施策の検討に入った。すべての障害者に対して均等なサービスの実現の観点から、「心身障害者福祉手当」を廃止して,「安心施策」の実現を目指すことが提案された。
障害関係団体からの意見聴取を踏まえて、現在「緊急時の短期入所の確保」と「障害者理解のための教育と啓発」について検討が進められている。
会員から
○地域の理解が得られず、苦しんでいる。
○現在、施設を利用しているが3:00に終わり通園バスで帰ってくる。親の仕事が終わるまで子どもは長時間一人で過ごしている。その間が心配。
○卒業後、肥満となってしまったが健康維持のために障害者が利用できるスポーツ施設がほしい等の意見が出された。
総会後の学習会
テーマ「働く(日中活動)に向けた支援と準備」
講師 就労・生活支援センター蓮華 主任就業支援担当者 藤中英起氏
就労支援の仕組み、関係機関、就労・生活支援センターの仕事、県内の雇用情勢等の説明と共に、就労訓練以前に日常生活における自己管理(バランスのとれた食事、健康管理、周囲の人とのコミュニケーション、約束やルールを守る)等の基本をしっかり準備すること、就労に当たっては障害の受容、できることとできないことを本人・家族ともよく知ることが大切であると話した。
会場からの質問には、一人で決めない、相談する、本人を主人公にした支援チームを作ること。今後「計画相談」が本格的に実施される。気の合った相談員を見つけるようにとの助言があった。
久保田市長のあいさつ要旨
宇部市では市役所内に「宇部市障害者就労ワークステーション」や「基幹相談支援センター」を設置して障害福祉推進に努めている。今後、教育と福祉の連携が重要であると考えている。市役所も今、変わりつつある。課題は多いけれども、皆さんと協力して障害者が安心して楽しく住めるまちづくりを目指したい。